Zepp DiverCity『GO TO 2019』ライブレポート。

11月14日、Zepp DiverCityにてOTONOVA FES GO TO 2019が行われた。
総合司会にDJ Nobbyを迎え、ミュージックバンク所属アーティストも多数出演。

出演者
背徳の薔薇(guest live) , mёme(M.A.R.T) , Syamu(M.A.R.T) , Nagie Lane(アカペラアンバサダー) , V(アカペラグランプリ) , たむらまろ(アカペラグランプリ) , Youthtopia Sound Academy(アカペラグランプリ) , Sonic〆(アカペラグランプリ) , 荒巻 勇仁(MUSIC TRIBE) , TOYZ(アンバサダー選手権) , C-Style(アンバサダー選手権) , 引地裕美(アンバサダー選手権) , Eimy(アンバサダー選手権) , 花野(MUSIC TRIBE) , ANFiNY (RTZ) , 伊藤ゆき(RTZ) , Lugz&Jera(guest live)

開演直後から会場には熱気が溢れている。
トップバッターはMUSIC TRIVE 2018 BATTLE AUDITIONを勝ち抜いた花野。岡山を中心に活動しているアーティストだ。
亡くなった祖父を思いながら歌詞をつづった『別れのときがやって来る前に』という楽曲を披露した。
大切な人との別れの時が来たとしたら自分はどんな気持ちになるだろう?この歌にはそんな『言葉にならない感情』が宿っている。

「さみしい時は心の中にいつもあなたがいてくれる。」
このワンフレーズが胸の奥にじんわりとしみ込む。しっとりとした歌声に会場中が聴き入っていた。

続いてはMUSIC TRIVE 2018 BATTLE AUDITION大阪会場グランプリの17歳現役高校生の荒巻勇仁の登場だ。
自ら作詞したデビュー曲『ストレリチア』を熱唱。
100万回再生を突破したYouTube『歌うま高校生 勇仁(yujin)「Lemon」文化祭』でも高校生とは思えない歌唱力だなと思っていたが、生の歌声は迫力が違う。会場中に響き渡るほどの声量。芯の強い歌声、全く軸のブレない独特な世界観を持ったアーティストだ。

2019年注目のアーティストが集結するフェスティバルイベント『GO TO 2019』は盛り上がる。

mёmeはM.A.R.Tの意思を熱く受け継いだ初期メンバーとともに奇跡とも呼べるステージでオーディエンスを沸かせた。
普段絶対に観ることのできないレアなステージに「最高のコラボステージだったよ!」とファンも大興奮だ。

SyamuもバックDJ、バックダンサーとともに会場をさらに白熱させた。
彼の始まりとなり、根幹となり、起源。そして思い出とたくさんの人の力を借りて出来上がった曲『なぜこんなに』で会場はさらに白熱。

リアル(ライブ)とバーチャル(配信)でずっと繋がれる、あなたにとって極限に身近になるがコンセプトのTOYZからは重大な発表が。
突然のことに驚きを隠せなかったファンも多いのではないだろうか?
しかしメンバー全員がファンを想い、そしてアイドル活動を全力でやっていく姿勢は変わらない。新体制で一歩ずつ前進する彼女たちを応援し続けたい。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000039359.html

引地裕美のステージは純粋に楽しい。
元気いっぱいの引地裕美の笑顔を見ていると、演者と観客の心の距離がとても近く「ライブで盛り上がるってこういうことなんだな。」と改めてライブでしか味わえない魅力を感じることができる。

そしてEimy。「今出せる最大限を!」とTwitterでもかなり気合いを入れていた。
その気持ちはZeppに足を運んでくれた全ての人の胸にしっかりと伝わっているのではないだろうか?
ノリのいいアップテンポなEimyの曲を聴いていると自然と体が動き出す。

ピアノ弾き語りシンガーソングライター伊藤ゆきは力強い歌声と繊細なピアノのメロディの調和がたまらない。
伊藤ゆきの独自のステージパフィーマンスは、どのアーティストを観に来たファンも惹き込んでしまうような魅力がある。

最後はゲストアーティストのLugz&Jeraによるライブ。
西日本最大級屋内音楽フェス「MUSIC TRIBE」をプロデュースし幅広い活動を展開するR&B界でも有名なアーティスト。
SUGAR SHACK FAMILYのメンバーの一人としても知られ、プロデューサーとしても活動している。
最初に登場した荒巻勇仁もLugz&Jeraに憧れ、今回こうして同じZepp DiverCityという大きなステージに立つことができて感激していた。
『唯一無二のSweet Voiceと天性のメロディメイク』との言葉通り、Lugz&Jeraのライブは聴く者全てを虜にする不思議な力がある。
ファンだけではなく、他のアーティストや関係者スタッフ。
全員の心が一つになった瞬間である。

OTONOVA FES GO TO 2019は熱い歓声と拍手の中、余韻を残したまま幕を閉じた。
正直まだまだもっと聴きたい!という気持ちでいっぱいだ。
ミュージックバンク所属アーティストだけではなく、2019年注目のアーティストが一同に集結したフェスティバルイベント。

どのアーティストも2019年にはさらに進化した姿を魅せてくれるだろう。

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