音楽業界で働きたいそこのあなた!

皆様、こんにちは島Dです。

本日は「音楽業界で働きたいそこのあなた!」ということでお話していきたいと思います。

やりたいことがハッキリしている方は大丈夫ですね。

でも、興味はあるけどどんな仕事があるの?って思った方に音楽業界にはこんなお仕事があるよというのをお伝えできればと思います。

音楽業界といっても色々な仕事があります。ざっくり分けると表方と裏方に分かれます。

では深掘りしていきましょう。

 

ミュージシャン

音楽を人前で演奏すれば、その時点で誰でもミュージシャンです。
ですが、それを仕事として生計を立てるとなったとき、アーティストになるためのハードルは困難な道のりになります。ましてや今は実力や努力だけではなく、時流や運にも左右されます。誰が聴いても上手い!って思うアーティストはたくさんいますが「売れてない」人達はたくさんいます。本当に音楽が大好きでこれで生きていきたいんだと思う方は是非挑戦してみてはどうでしょうか。

 

スタジオミュージシャン

ミュージシャンにも裏方がいます、それがスタジオミュージシャンです。THE職人です。ソロ活動しているアーティストが節目のライブなどをバンド編成などで開催するときにバックを務めたり、また楽曲のレコーディングに参加したりします。ジャンルは多種多様。ソロで演奏したり、楽器演奏の技術だけではなく、音楽理論と、楽曲に関するたくさんの知識が必要です。言葉では「裏方」という言い方をしていますが決して簡単になれるものではなく、臨機応変に対応できる実力が必須となります。

 

クラフトマン

簡単に言うと楽器を作る仕事です。職人です。作成する楽器の知識を持ち、また音感をしっかり持つ耳があることが欠かせません。手先が器用ということでもないですが、実は演奏家としても活動している人が多いです。

 

リペアマン

楽器を持っている人であれば一度はお世話になったことがある人達ですね。使用している楽器が壊れたとき、大半は楽器屋に持ち込むと思います。楽器屋には大抵リペアマンが常駐しています。修理に必要な箇所や素材を見極め、音色の調節なども行います。電気楽器の場合はちょっと特殊になり、電気技術の知識も必要です。修理だけではなく、楽器の改造なども請け負うため、依頼者の求める音に近づける努力も必要です。新しい楽器をつくるよりもとても緻密で繊細な作業を行う仕事と言えます。

 

調律師

ピアノがあるところがある限り調律師は必ず必要です。ピアノの調律・保守を専門に行う職人です。「羊と鋼の森」という調律師にフォーカスをあてた小説がヒットしましたね。私も読みましたが面白かったです。基本的な音程をつくったり、最もよい状態で音が出るように仕上げるための整調、イメージ通りの微妙な音色を創り出す整音の作業を行います。ピアノのメンテナンスも大事な仕事。大体クラシックホールで行われるコンサートではリハが終わった後に本番前までに調律が入ることがあります。

 

作曲家

当たり前ですが、作曲家がいなければ曲は生まれません。曲、音楽作りにおいて中核をなす大事な仕事のひとつです。職業として作曲をする場合、要望に応じて歌手やミュージシャンに曲を提供したり、ドラマ、CM、映画など劇版のBGMを担当したり、さまざまなタイプの仕事があります。ミュージシャンと同じで、実力だけではなく、センス、運やタイミングなどもやはり必要になります。近年、作曲家が表舞台に出てくることが多くなってきて、需要が高まってきています。

 

編曲家

作曲家から受け取った曲を、どんなアレンジにするか、どんな楽器を使うか、各パートにどのような演奏をさせるか練り上げるのが編曲家です。結構、作曲家が編曲もする場合も結構あります。アレンジによってその曲のイメージが決まりますし、その曲がヒットするかも決まりますので、編曲家はキーマンでもあります。

 

作詞家

今ではアーティスト自身が作詞をする人が多くなってきて、逆にアーティストが歌詞を提供したりする場合も多くなりましたね。ジャンルによっては専業作詞家として活躍されている方もいます。作家やコピーライターなど、「言葉」や「文字」を扱う方が副業でやっていることもあります。

 

プロデューサー

アーティストやタレントの発掘&育成、売り出し方や楽曲のテーマなどを総合的に判断する立場。いわばキャプテンです。広義に考えて「人を育てる」仕事と言っていいかもしれません。

 

コンサートスタッフ

ディレクターや舞台監督の指示のもと、各ライブ会場ごとのステージセッティングを行います。本番前に会場の搬入経路、電気系統や配線設備をチェックし手早くセッティングします。本番ではクレーン操作や、スモークなどの操作も担当します。終演後に片付けが完了するまでが1日の仕事です。朝から舞台を作って本番が終わって片付けをして夜中に帰るという生活になるため体力勝負な仕事でもあります。

 

照明

文字通り、照明を使ってライブに華や空気感を作り上げる重要な仕事です。主にどのような照明にするか決めるプランナーとオペレーター数名で構成され、プランナーは、曲やコンサートの構成に合わせて照明のプランニングを行い、オペレーターはピンスポットなどの使用する照明ごとのライティングを担当します。そして本番中に急な照明要請をアーティストからされる場合もあるので臨機応変さも求められたりします。

 

イベント制作

音楽ライブやコンサートなどの実施を請け負い、その制作進行をします。主催者と打ち合わせの上、企画や演出にそった会場を作り、パンフレットの制作、音響や照明スタッフとの連携、広報活動、当日のスタッフ人員の確保や管理まで包括的な進行を担当します。イベンターと言われることが多いです。自分たちでも「このアーティストでこういうコンサートがしたい」という企画も出来たりします。

 

プロモーター

アーティストの所属事務所からライブやコンサートの開催依頼を受け、その実施を請け負う仕事です。会場予約から始まり、日程や場所が決まり次第、各地域での宣伝や各種許可の申請、ライブチケット販売と管理、集計などを担当します。制作、進行状況を随時チェックし、当日は観客の誘導や警備、アーティストの送迎の手配なども行います。

 

ステージエンジニア

音響や照明、映像などステージを総合的に演出する技術スタッフ。舞台監督のようなものです。進行台本、スケジュール表などをもとに、各会場に適した機材を決めたり、本番日のリハーサルなどが終わって出てきた修正や調整、アーティストやディレクターからくる改善案など、意図をくみ取る形にしていく仕事です。

 

PAエンジニア

PAとは、アーティストの持っているマイクから客席に向けて設置されたスピーカーまでの、観客に音を届ける一連のシステムのことを指します。楽器など使用する場合、音のバランスなどみます。そのシステムを各コンサート会場やイベント会場に適した環境に作り上げ、ミュージシャンのチェック用の音量や、観客を側に流す音量を調整します。ただ全体のボリュームを上げ下げするのではなく、曲ごとに各パートの音の大きさを微調整します。音を聞き分ける耳、ハプニングやアクシデントに臨機応変に対応できる技術が求められます。武道館やアリーナクラスでよくライブをおこなうアーティストは大体専属のPAがいる場合もあります。

 

レコーディングエンジニア

ひらたく言えば演奏者の出す音を録音する技術者。ですが、マイクの選定やスタジオ内の環境づくり、ひいてはミュージシャンとのコミュニケーションを通じてやりやすい環境を整えるなど責任は重大です。録音終了後にリスナーの耳に届く形に整えるミックスダウンも行います。専門技術のほかにも音楽の知識が要求される仕事です。

 

マニュピレーター

アーティストや作曲家の望む音を、シンセサイザーやデジタルサンプラーを用いて作り、コンピューター上に打ち込んで音源を作成する仕事です。生楽器の演奏かと思いきやマニュピレーターが実際の生音を打ち込んで作り上げた仮想の「生演奏」だったりすることも多いのです。大抵マニュピさんはアーティストがよく見える舞台袖にいて操作をしています。

 

アーティストマネージメント

アーティストのスケジュール管理を中心に、そ世間に露出していくにあたって効果的なプロモーションを考えて展開します。アーティストやレコード会社、プロモーターと連携、そのアーティストの活動の方向性を決めていきます。

 

音楽雑誌編集/ライター

音楽のジャンルや、雑誌のコンセプトに合わせて企画を立て、取材や原稿作成をします。実際にアーティストにインタビューしたり、取材に行ったり、ライブ会場に赴いてレポートを書いたり、ある意味リスナーを代表する立場ともいえます。自分が書く記事のジャンルについて知識を持っていることに加え、良い記事を書くために毎日ライブに行くなどの情報収集アンテナをどれだけ張っているかも重要です。

 

音楽教室講師

小中高学校や、音楽教室で音楽(歌や楽器)を教える仕事です。子どもから大人まで歌うこと、楽器を弾くこと、聴くことなどを通して、楽器の奏法や音楽理論などを教えます。最近では大人から始める楽器だったりが人気です。

 

音楽評論家

音楽に対して深い知識を持ち、アーティストや曲の魅力、ルーツなどを研究し、評論します。主に執筆/出版という形で音楽の魅力を伝えますが、キャリアを重ねて実力が認められると雑誌から記事の執筆やインタビューを依頼されたり、アルバムのライナーノーツを書いたり、ワークショップを行うなど活動が広がります。

 

レコード会社

ミュージシャンと契約し、音源を制作。商品になったミュージシャンの音楽のプロモーションを行うところです。制作するものはCDのほかに、配信音源、映像、販促物等などなど。また、テレビやラジオ、雑誌等のマスコミ、コマーシャル制作をする制作会社や広告代理店など、あらゆるメディアにプロモーションを行います。

 

いかがだったでしょうか?音楽業界といえど色々なお仕事があります。

音楽業界で働いてみたい方の参考になれば幸いです!!

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