ライブレポート【TOKYO DRIVIN’ VOL.1】LUGZ STAR RECORDS×sonar-uレギュラーイベント豪華アーティスト多数出演

Lugz&JeraレーベルLUGZ STAR RECORDSが11月24日、恵比寿club aimにてsonar-u合同の初プロジェクト<TOKYO DRIVIN’ VOL.1>を開催した。そのライブレポートを掲載する。

初開催はMUSIC TRIBE 2018のバトルオーディションにも出場を果たした荒巻勇仁や、注目株のアーティスト愛山ユウ、ELKE、引地裕美、masaki、meme、何故ナツミ、REe、Syamu。そしてLUGZ STAR RECORDSからはJang Hogyo、小川まみが出演。

公演中、カミングアウトトークといったMCコーナーもあり、この日だけしか聞くことができない各アーティストの驚きのカミングアウトで会場は大いに盛り上がった。

この日のトップバッターは愛山ユウ。
カラフルな照明に照らされ、抜群にステージ映えするポップなダンス。会場からは手拍子も鳴り響き、最高のライブの火ぶたを切った。
アッパーな楽曲「ていく☆おふ」では観客と一緒に飛行機のようなイメージで手を左右にふり、ホットなウォーミングアップとなったのではないだろうか?

memeのステージではテンションの上がるダンスミュージックに自然と身体が動き出す。キラキラしたサウンドに乗せてジャンプをしたりタオルを思いっきり振り回したり、早くも体力を全部持っていかれそうだ。

その疾走感を落とすことなく、黒サングラスで登場したmasakiに場内からは黄色い歓声があがる。
迫力と勢いのある楽曲だけではなく、有名な洋楽のカバー曲アリシア・キーズの「If I Ain’t Got You」をしっとりと歌い上げた。
恍惚感に溢れた空気が場内に広がる中、続けて普段UN-KNOWNとして歌っている「光」を披露。たとえ今、目の前が暗闇で覆われていたとしても必ずひと筋の光はある。そんなメッセージ性の強い歌に背中を押され、悩みごとなんて吹き飛んでいってしまいそうだ。

ハイな気分になれる楽曲から落ち着いたミディアムナンバーやバラード。変わる変わる様々なテイストのアーティストがステージに現れ、時間はあっという間に過ぎる。
こんなにも多くのアーティストステージを一気に観ることができるのは、LUGZ STAR RECORDS×sonar-uならではの魅力だろう。


インドネシア出身のシンガーでありモデルでもあるELKEは、圧倒的な歌唱力を放つ。
思わず聴き入るほど感動して胸が熱くなってしまった。
たどたどしく話す日本語のMCに会場からはかわいい!との声があがり、歌っているときの姿とのギャップもたまらない。

そして個人的にとても気になるステージパフォーマンスを魅せてくれたのがREe。12月の後半で活動半年の注目アーティストだ。癖のある低音ボイスが印象的。
ループマシンと呼ばれる音楽機材を使い、アコースティックギターの音をいくつも重ねる。ループマシンは活動半年記念として購入したもので、まだ使って20日しか経っていないとのこと。しかし今後さらにループマシンを使いこなして、単独でも厚みのある多重録音演奏のステージを魅せてくれるに違いない。

Syamuはなんとこの日、11月24日がバースデー。誕生日当日のステージは本人にとってもファンにとっても特別なものになったのではないだろうか?
今日初めてSyamuを見たという人の心にも印象に強く残るライブだったに違いない。おめでとうコールの中、エモーショナルなボイスでオーディエンスを熱狂させた。

そしてMUSIC TRIBE 2018のバトルオーディション出場者であり、歌うま高校生としてYouTube100万回再生を突破した荒巻勇仁。
話題の文化祭動画「Lemon」やHYの「366日」などのカバー曲、オリジナル楽曲「ストレリチア」を合わせ計4曲を披露。高校生とは思えないほどの歌声に会場中が引き込まれた。

また、今回唯一アイドル枠として出演の小川まみもLUGZ STAR RECORDSで人気のアーティストである。
アイドルならではのポップでキュートな振り付けと楽曲。他のアーティストに負けない、エネルギッシュなアイドルパワーを解き放っていた。

 

TOKYO DRIVIN’ VOL.1もいよいよ後半。
「緊張しすぎてカミングアウトどころじゃない(笑)」と場内の笑いを誘っていた引地裕美も、パフォーマンス中はキラキラ輝く笑顔で緊張を一切感じさせない見事なステージだった。
弱気になってしまっている片思い中の心をプッシュするような、ドキドキする恋の歌。それから大切な人と過ごした季節が巡りめぐる「サヨナラ」。最近ミュージックビデオが公開された話題の一曲である。

LUGZ STAR RECORDSから出演のJang Hogyoは、エモーショナルできゅんと来るようなナンバー「Ocean’s Lover」、胸の奥隅々まで浸透し響き渡る「愛してるよ~イロンナ~」。
そして最新シングル「KISS」は発売されたばかりのホットな曲を披露。
まさに“朝まで止まらない&騒ぎたくなる”最高のショータイムだ。

宿る感情、そして言霊が湧きでるエモーシャルなライブが魅力の何故ナツミ。力強い歌声に唯一無二の世界観。
スタート直前に起きていたギタートラブルも吹き飛ばして忘れてしまうくらい、まっすぐ伸びる歌声が場内に響き、観客とのコール&レスポンスでさらに盛り上がる。拍手も止まらない。

 

最後は西日本最大級屋内音楽フェス【MUSIC TRIBE】をプロデュースし、幅広い活動を展開するLugz&Jera(ラグズ・アンド・ジェラ)。
まるで優しく手を握りしめられているかのような暖かい声に包まれ、会場の隅々まで多幸感にあふれた空気となった。
言葉にできない繊細な想いがメロディに乗って心の奥深い場所まで突き刺さる。
情景が自然と頭に浮かんでくる歌詞や、魂を掴んで揺さぶってくるようなパフォーマンス。
まばたきする時間すらもったいないくらい最後の最後まで楽しめる最高のステージだ。

6時間以上たちっぱなしのオーディエンスも感極まり、最後の力を振り絞って全力で盛り上がっていた。
ここまで全身全霊で燃え尽きられるライブが他にあるだろうか?

しかし身体の力が尽きても正直まだ心は物足りない…!まだまだ“TOKYO DRIVIN’を楽しみたい…!LUGZ STAR RECORDS×sonar-uのこのイベントはまさにそんな思いでいっぱいになるイベントだろう。

ちなみにDRIVIN’とはLugz&Jeraの「Drive It」という楽曲から来ている。つまり「日本各地をみんなでDRIVIN’して行く」がテーマなのだ。

早速LUGZ STAR RECORDSレギュラープログラムとして、DRIVIN’シリーズは来年早々から毎月各所にて開催決定している。

1/20(日)
「TOKYO DRIVIN’ VOL.2」
会場:恵比寿club aim(東京)

2/2(土)
「OKAYAMA DRIVIN’ VOL.1」
会場:岡山表町image(岡山)

3/3(日)
「OSAKA DRIVIN’ VOL.1」
会場:西九条ブランニュー(大阪)

次はいったいどのような豪華ラインナップになるだろうか?2019年もLUGZ STAR RECORDS×sonar-uの合同プロジェクトで最高に盛り上がろう。

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